自動運転時代の「駆け抜ける歓び」を提案
3月7日に創業100周年を迎えたBMWは、同日、記念イベントを開催した。イベントでは創業当時に使用した歴史的なビル“Moosacher Strasse 66”がメディアに初公開され、ミュンヘンのオリンピック・ホールにてディーラー、サプライヤー、従業員、メディアなど約2000人を招待して行なわれた式典ではマルチメディアを駆使してBMWグループの現在と未来を紹介。最後はコンセプトカー「BMW VISION NEXT 100」のアンヴェールで締めくくられた。
デザインを手掛けたのは、先代7シリーズ、現行モデルの3シリーズや5シリーズ、Z4などを担当したBMWチーフデザイナーのアドリアン・ファン・ホーイドンク。ドライバーが自らの手で運転する“Boost”モードと自律走行の“Ease”モードで形態を変化させるインテリアを備えており、後者ではステアリングやセンターコンソールが格納されて前後席が対面配置になるそうだ。
BMW VISION NEXT 100は今後、“アイコニック・インパルス”と題したワールドツアーに駆り出され、中国、イギリス、アメリカを回るそうだが、残念ながら来日の予定はない模様だ。