ガソリンエンジンは200psターボを搭載
フィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)は、開催中のジュネーブショー2016で、新型アルファロメオ・ジュリアのノーマル仕様を披露した。
新型ジュリアは2015年6月に発表、9月のフランクフルトでショーデビューを果たしたが、その時は最上級グレードのクワドリフォリオ(510psの2.9リッターV6ツインターボ搭載)だけにとどまった。後にノーマルモデルが発表されることが予告されていたが、そのお披露目の場がジュネーブとなったわけだ。
ジュリアのノーマル仕様は、クワドリフォリオのアグレッシブなイメージとは異なり、洗練されたエレガントな佇まいが特徴的だ。
搭載されるパワーユニットは、2.2リッター直4ターボのディーゼル仕様と2.0リッター直4ターボのガソリン仕様をラインナップする。2.2ディーゼルは150ps/380Nm版と180ps/450Nm版が用意され、6速MTもしくは8速ATと組み合わせる。一方2.0ガソリンは200ps/330Nmを発揮し、8速ATとの組み合わせとなる。車重は2.2ディーゼルの180ps仕様で1374kg(乾燥)と発表された。
トリムレベルはクワドリフォリオをトップに、ジュリア・スーパー、ジュリアの計3タイプが設定され、ジュリア・スーパーには17インチ、ジュリアには16インチサイズのホイールが標準装着される。
新型ジュリアは4月中旬から欧州及び中東・アフリカを皮切りに注文受付がはじまる。かつてのアルファロメオ75以来、久々に登場したFRモデルとしてアルフィスタ待望の1台、日本上陸への期待は高まる一方だ。