1.5リッターのターボディーゼルも新登場
3月16日、ダイムラーは「メルセデス・ベンツCLAクーペ/CLAシューティングブレーク」のマイナーチェンジモデルを発表した。CLAクーペは3月23日から開催されるニューヨーク国際オートショーにて、CLAシューティングブレークは4月17日からベルリンで行なわれるローレウス世界スポーツ賞の表彰式にてそれぞれデビューを飾る。欧州における正式な受注は4月に開始され、7月にもデリバリーをはじめる予定とのことだ。
おもな変更点は、エクステリアでは新デザインのバンパーおよびアルミホイール、ブラック塗装されたダイヤモンドラジエターグリルの標準装備化、インテリアではスリムな8インチメディアディスプレイの採用、新デザインのメーターパネル、新しいシート表皮とトリム材、クロームメッキされた操作系など。そのほか、LEDハイパフォーマンスヘッドライト、スマートフォンへの対応を強化したインフォテインメントシステム、ハンズフリーアクセスを含むキーレスゴーコンフォートパッケージなどが新たにオプションリストへと加えられている。
また、欧州仕様では新グレードとして、109ps(80kW)を発生する1.5リッターターボディーゼルエンジンを搭載して低燃費性能を極めた「CLA 180 d BlueEFFICIENCY」や、184ps(135kW)の2.0リッターガソリンターボエンジンに4輪駆動を組み合わせた「CLA 220 4MATIC」も導入。加えて、これまでクーペのみで選択できた122ps(90kW)の1.6リッターガソリンターボを搭載する「CLA 180 BlueEFFICIENCY」がシューティングブレークにも設定された。既存グレードの「メルセデスAMG CLA 45」は、2.0リッターガソリンターボの381ps(280kW)というスペックに変更はないが、最新のAMGデザイン言語を導入して内外装のアップデートが図られている。
なお、日本への正式導入時期や価格は未定。メルセデス・ベンツ日本からの発表を待とう。