それは中国生産初のジャガー車
ジャガー・ランドローバーは、中国市場専用モデルとしてジャガーXFのロングホイールベース仕様「XF L」を開発。4月25日から開催される北京モーターショー2016で披露すると発表した。
中国におけるジャガー・ランドローバーは、2012年に奇端(Chery)汽車リミテッドとの合弁会社を設立し、2014年に常熱工場がオープンしているが、中国市場専用のジャガー車を生産するのはこのXF Lがはじめてとなる。常熱工場には5万㎡の敷地に300以上のロボットを稼働させる規模を備えたボディショップがあり、アルミボディ造りにも万全を期しているという。
ご存知の通り中国では、サルーンモデルのロングホイールベース仕様に一定の人気がある。メルセデスEクラスやBMWの3シリーズ/5シリーズ、アウディA4/A6、ボルボS80などにはすでに中国市場専用にロングホイールベースモデルが存在する。ジャガー・ランドローバーは、中国での生産設備が整った環境を受けて、この市場に斬り込むことになった格好だ。
なお、今回公開されたのはリアビューの写真が1枚だけ。その全貌は4月25日に明らかになるはずだ。ちなみにこの中国向けジャガーXF Lの生産は、2016年の後半に開始される予定とのことだ。