完成度の高さはM2に負けず劣らず
BMW AGは Mモデルの最新にしてもっともコンパクトなモデルであるM2クーペの登場を記念して、ロードバイク「BMW クルーズMバイク・リミテッドエディション」を1500台発売した。
最大の特徴はご覧の通り、新型M2クーペのオフィシャルカラーとしてBMWが定めている「ロングビーチブルーメタリック」のペイントだ。ハイドロフォーミングによるアルミニウム製フレームを持つこのクルーズバイクは、溶接の継ぎ目が滑らかに仕上げられた一体感のあるフレームデザインを採用している。ホイールサイズは28インチで、30段ギアシステムを搭載。サドルはカーボン製、前後のブレーキはシマノ製の油圧タイプだ。
まさに新型M2クーペのイメージを映し込んだこのモデル、M2クーペ同様こだわりの素材を使い、高い精度で造られているようで、完成度の高さがうかがえるのだが、ロードバイクだけにM2に搭載されているようなハイアウトプットの心臓の持ち主かどうかは、まさに乗り手次第となる。
発表によれば、このモデルはドイツ本国のオンラインショップ(shop.bmw.de)もしくは限られたショップで発売されるとのこと。ちなみに、ご紹介した「BMWクルーズMバイク・リミテッドエディション」の価格は1400ユーロ(約17万5000円)だ。
今回の限定モデル発表は、この春一新されたBMWバイクコレクションの注目モデルであり、このほかにも電動アシストモデル「BMWクルーズeバイク」やジュニア向けの「BMWクルーズバイク・ジュニア」などを取り揃えている。