合わせて3008のマイナーチェンジ版も
4月25日、プジョーは北京モーターショー2016にて中国専用のCセグメントセダン「東風プジョー308セダン」を発表した。グローバルモデルであるプジョー308の3ボックス版に相当するモデルで、ドライブトレインに1.2リッター3気筒ガソリンターボのPureTechエンジンと6速EATを採用するなど、メカニズムの基本構成はプジョー308とほぼ共通となっている。
PSAグループは今回の北京ショーで、今後5年以内に東風プジョーをフルラインメーカーとして中国におけるトップブランドの一角に押し上げ、セールスで世界のトップ10入りを目指すという「ブルーアッパー計画」を発表している。その計画のローンチを飾るのが東風プジョー308セダンともう1台、同時にワールドプレミアされた、プジョー3008をベースとする「東風プジョー3008」だ。
今後5年間で18の新型車を計画している東風プジョーは、先陣を切るこの2モデルを、中国におけるベストセラーカーのトップ3に送り込みたいとのこと。欧州メーカーの中でも特に中国へ注力しているPSAだけに、この2モデルの成否はブランドの行方を大きく左右することになりそうだ。