価格は118iの21万円高に設定
5月9日、ビー・エム・ダブリューは1シリーズに、新世代4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載した「BMW 118d」を追加し、21日から販売を開始すると発表した。
新たに搭載された2.0リッターエンジンは、今後のBMW各モデルに展開されていく新世代エンジンファミリーに属するクリーンディーゼル。最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーが組み合わせられており、最高出力は150ps(110kW)、最大トルクは320Nmを達成している。8速ATとの組み合わせによりJC08モード燃費は22.2km/Lとなり、これは136ps(110kW)を発生する118i用1.5リッター直3ガソリンターボの18.1km/Lを2割以上も上回る数値だ。
また、メンテナンスフリーのNOx吸蔵還元触媒などを採用した「BMW BluePerformanceテクノロジー」により、ディーゼル車としては世界最高水準の排出基準である日本のポスト新長期規制にも適合。エコカー減税対象車の認定を受けているので、新車購入時の自動車取得税・重量税は100%免税され、翌年度の自動車税も75%免税になる。
おもな標準装備は、レーン・ディパーチャー・ウォーニング/全車接近警告機能/衝突回避・被害軽減ブレーキからなるドライビング・アシスト、ECO PROモード付きドライビング・パフォーマンス・コントロール、LEDヘッドライト、自動防眩ドアミラー/ルームミラー、オートライト、オートエアコン、8.8インチ・ワイドコントロールディスプレイ、VICS3メディア対応HDDナビゲーション、USBオーディオ・インターフェイス、ETC機能付きITSスポット対応DSRC車載器など。
ラインナップは3グレードが用意され、それぞれの価格は118d Sportと118d Styleが365万円、118d M Sportが385万円。118iの21万円高という設定になっている。
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