車外からの遠隔操作で駐車が可能
ビー・エム・ダブリューは、車外から遠隔操作で駐車ができる量産車初の「リモート・パーキング」を7シリーズにオプション設定したと発表した。オプション価格は7万4000円である。
リモート・パーキングはBMWグループが2000年より開発を進めている高度自動運転技術を応用したもの。システムが車線と前方車両を検知して、車線中央の走行を維持するようステアリングの自動操舵を行なう「ステアリング&レーン・コントロールアシスト」に続く、将来の自動運転技術応用の第2弾となる革新機能だ。
リモート・パーキングは、乗り降りの難しい狭いスペースへの駐車や、駐車スペースからクルマを出す場合などに、車外からBMWディスプレイ・キーを操作することによって遠隔操作で駐車・出庫ができる。またエンジンの停止・始動も、同キーで操作できる。
リモート・パーキングの作動時は、前後バンパーに装着されたパーク・ディスタンス・コントロールのセンサーが働いており、障害物や歩行者を検知するとクルマを自動的に停止させる。
リモート・パーキングによるデモンストレーションは動画でご確認を。今後はプレミアムブランドを中心に、このような機能がクルマの付加価値を大きく高めていきそうだ。
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