新ハイブリッドシステムなど新技術が盛りだくさん
デビューまでおよそ半年、新型アウディQ5の追加スクープ画像。カモフラージュはグリルやランプ類というお披露目の日まで隠される要素くらいにまで絞られてきた印象で、とりわけショルダーというかサイド部のキャラクターラインがくっきり見えるので、新型Q5が従来の可愛くぽっちゃりしたイメージを一新し、ぐっとシャープさを増したフィットな印象に変わっていることがわかる。
プラットフォームはA4などと共通なので、Q5もA4同様の軽量化が期待できる。エンジンはお馴染み2.0リッター直列4気筒と3.0リッターV型6気筒で、ディーゼルは新スペックの高出力版も。ただし日本市場にやって来るかは未定だが……。プラグインハイブリッドも当然用意されるが、今度は前輪の駆動はエンジンで行ない、リアはモーターで回す新しい仕組みに変更される。つまりエンジン駆動時にはFF、EVモードではFR、ハイブリッドモードでは4WDになるというわけだ。さらに先日デビューしたA5クーペあたりから導入される新オンディマンド型4WDの「クワトロ・ウルトラ」、2.0リッター直4ミラーサイクルエンジンなど、新技術に関する話題は多い。
ベストセラーとなった現行型の後を受け、新型Q5はアウディの悲願である北米プレミアムブランド・ナンバーワンの座を狙う主戦力。メキシコ工場での主力生産車になるとも噂されている。同時期に最大のライバルであるBMW X3もフルモデルチェンジの時期を迎えるから、しのぎを削る激戦は必至だ。
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Text:Makoto TAKEHIRA Photo:Apollo News Service
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