デリバリーは2017年第1四半期から
アストンマーティンは、2016年5月下旬にイタリア・コモ湖畔で開催されたヒストリックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」にて初披露した「ヴァンキッシュ・ザガート」の市販化を決定。99台生産すると発表した。カスタマーへのデリバリーは2017年の第1四半期が予定されている。
ヴァンキッシュ・ザガートは、ネーミングの通り名門カロッツェリアであるザガートとのコラボレーションモデル。アストンマーティンとザガートの関係は深く、1960年に登場したDB4 GTザガートから50年以上におよぶ。ヴァンキッシュ・ザガートはコラボモデルとして5作目を数える。
600psを引き出す6.0リッターV12エンジンを搭載し、0→60マイル(0-97km/h)加速を3.5秒でこなすパフォーマンスを実現したヴァンキッシュ・ザガートは、内外装に渡りザガートのデザイン言語が生かされている。フロントマスクやリアエンドにザガートらしいデザインを感じさせる一方で、ルーフのダブルバブルも目をひくディティールだ。
カーボンファイバーやアルマイト仕上げのブロンズ、そしてアニリンレザーを使用したインテリアは、最高水準のクラフトマンシップによって仕立てられている。またシートやドアにはザガートのイニシャルであるZの文字があしらわれる。
なお、走行シーンなどを収めたヴァンキッシュ・ザガートのイメージビデオは下記YouTubeで確認可能だ。