コスタエメラルダの大自然がモチーフ
ロールス・ロイス・モーター・カーズはイタリア・サルデーニャ島ポルト・チェルボを舞台に、2016年9月までの期間限定で特別なカスタマーを対象としたサマースタジオをオープンした。
このスタジオのオープンを機に、2台の別注モデルが発表された。いずれも、サルデーニャ島コスタエメラルダというリゾート地からインスピレーションを得た仕上げを特徴とする、ドーンとレイスである。
ドロップヘッドクーペのドーンはエメラルドがテーマ。ボディカラーにエメラルドグリーンが用いられたほか、ダッシュボードをはじめとするインテリアにもグリーンがアクセントカラーに使われている。センターパネル中央に、ジュエリーに使われる本物のエメラルドをあしらうのは、ロールス・ロイスらしい贅の尽くし方といえるだろう。
一方のレイスは「夜明けまでの黄昏」がテーマ。2トーンのシルバーに塗られたエクステリアと、パープルを基調色としたインテリアのコストラストが特別なモデルを演出。センターコンソールなどの一部に、オーストリッチ(ダチョウの革)が用いられているのも特徴として挙げられる。
この別注モデルは「ポルト・チェルボ」のサブネームが与えられ、ドアスカッフプレートに特別なモデルを示す専用プレートがあしらわれる。