ソフトウエア開発をさらに強化
ボルボ・カーズは、次世代の安全技術および自律走行や電動化技術の開発に携わるエンジニアを、新たに400名ほど募集する計画を発表した。一度に400名にのぼる人員の募集は、同社89年に渡る歴史の中で、初の試みになるという。
今後、約1年間に渡りおよそ400名を募集するエンジニアは、上記分野におけるソフトウエア開発を中心に担当する予定。入社後は、ボルボが本拠地を構えるスウェーデン・ヨーテボリのR&D本部に勤務することになる。
ボルボは8月初旬に、次世代の自律走行車の開発に向けて米国のライドシェアリング会社であるウーバーとの提携を発表したばかり。さらに来年、ヨーテボリで自律走行技術のパイロット版プロジェクトの始動を皮切りにロンドンや中国でも同技術のプロジェクトがスタートする予定となっている。
一方、安全技術の面でもこれまで以上に積極的に開発を進める構えだ。すでに市販されているモデルでも高水準の安全技術を備えているボルボ車だが、この強みにさらなる磨きを掛けることが予想できる。さらにプラグインハイブリッドモデルに代表される電動化技術分野にも一層注力が図られる模様で、2019年までにEVを市販デビューさせる計画とのこと。
我こそはという方は、ぜひ。