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コクピットとフロントが見えた! BMW新型5シリーズの自動運転機能とは?

ボディサイドにはエアブリーザーを装着

 

 9月16日、BMWは公式Facebookにて、新型「BMW5シリーズ」の自動運転技術に関するPVを公開した。その動画に登場する新型5シリーズは全面的にボカシがかけられており、姿をはっきりと確認することはできないのだが、終盤、脇道から飛び出してきた現行5シリーズとの衝突を自動ブレーキによって間一髪で回避する瞬間、フロントのバンパーからフェンダーにかけてのサイドビューがはっきりと映し出される。そこには“M”のバッジを確認することができ、フロントホイール後方のエアアウトレットからしても、どうやらこのモデルは「Mスポーツ」か「M5」のようだ。

 

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 一方、インテリアについては、かなりはっきりと全体が映し出されるのだが、センターディスプレイより下のダッシュまわりがブラックアウトされ、詳細は“闇の中”だ。よく見えているダッシュボード上面についても、目立つ継ぎ目があることから擬装されていると考えたほうがよさそう。

 

 拡大するとメーターパネルの中央上部にアナログ時計が設置されているのがわかるが、あまりに平面的なその造形からすると、ふたつの大きな円形メーターの間は液晶ディスプレイになっていて、撮影時にたまたま時計表示が選択されていたのかもしれない。また、細かいところでは、ドアハンドルの位置が現行モデルよりもかなり高い位置に変更されているのがわかる。

 

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 さて、本題の自動運転機能についてだが、冒頭で登場されるのが「ステアリング&レーンコントロール・アシスタント」で、これは車線左右の白線を読み取って車線内をキープするよう自動操舵する機能とのこと。自動運転に向けてのマイルストーンと説明されている。続いて紹介されるのが「クロスロード・ウォーニング」で、これは単純な前走車だけでなく、脇道から飛び出てくるクルマも検知して衝突を回避すべく自動ブレーキを作動させるシステム。

 

 いずれも各自動車メーカーの最新モデルを見渡せば特別に目新しいとはいえない機能なのだが、そういう機能だからこそ事前プロモーションで紹介されたのであって、あっと驚くような機能は正式発表まで隠しておくつもりとも考えられる。パリでのワールドプレミアに期待しよう。

 

 

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