車両は400馬力にチューンしたBMW330d
フィンランドのノキアンタイヤは片輪走行速度のギネス認定世界新記録となる186.269km/hを達成したことを発表した。チャレンジにはノキアンタイヤの「アラミドサイドウォールテクノロジー」でタイヤの側面を補強した専用タイヤを使用し、計測はフィンランド・セイナヨキ空港の全長2km、幅50mの滑走路にて、8月31日に実施されたとのことだ。
ギネスが定める片輪走行の速度記録は、1時間以内に100mの計測区間で往路と復路の両方で速度を計測し、その平均値が採用される。使用される車両は市販されている量産車でなければならず、今回のチャレンジには先代BMW3シリーズのクーペが使用されている。
なお、これまでの世界記録は181.25km/hで、1997年に達成された。
ノキアンタイヤのテクニカルカスタマーサービス・マネージャー、マッティ・モリ氏は「片輪走行の世界記録に挑戦するために私たちが注いだ情熱や創造への集中は、製品開発に対するノキアンタイヤの姿勢そのものです。この挑戦を通して得た経験は、より安全で、より耐久性に優れるタイヤの開発に活かされるでしょう」とコメントしている。