顧客との対話により1台1台を手作り
11月16日、マクラーレンは、同ブランド史上もっとも豪華なモデルとして計画されている「Hyper-GT」の詳細を発表した。“Bespoke Project 2”というプロジェクト名と、3シートレイアウトから「BP23」のコードネームが与えられたこのモデルは、開発をビスポーク部門のマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が担当するとのことだ。
マクラーレン・オートモーティブCEOのマイク・フルーウィット氏は「コードネームBP23“Hyper-GT”は、アイコニックなマクラーレンF1の象徴ともいえるセンタードライバーズシートのレイアウトを受け継ぎ、カーボンファイバー製のエレガントな流線型ボディを備えています。長距離移動を想定したデザインでありながら、マクラーレンらしいドライバーとクルマとの一体感も楽しめるクルマです。3人乗車での長距離移動でも、高いレベルの快適性を提供します」とコメント。
デザイン作業はすでに開始されており、今回は1枚のイメージスケッチが公開された。2019年初頭の1号車納車を目標に開発が進められているそうで、詳細な仕様についてはローンチが近づいてから公表する予定とアナウンスされた。ただし、マクラーレンF1と同じ106台限定の全数は、残念ながらすべて納車先が決まっているとのことだ。