月販記録の更新はなんと45カ月連続
12月6日、メルセデス・ベンツは11月の販売台数を18万2602台と前年同月比12.7%増やし、45カ月連続で過去最高記録を達成したと発表した。新型Eクラスのセダンとステーションワゴンが特に好調で、過去最高の月販台数の約40%増に。この結果、メルセデス・ベンツ車の2016年の販売台数は11月の時点で2015年の通年販売台数を上回る189万3619台を達成した。なお、1月から11月の販売台数は前年同期比で11.8%増となっている。
地域別では、欧州の11月は前年同月比16.7%増の7万8797台で、本国ドイツでは7.2%増の2万5599台。欧州では英国、フランス、スペイン、ベルギーで過去最高となった。新型EクラスとSUVモデルが好調だったアジア太平洋地域は6万3918台で同14.7%増で、そのうち中国が4万2310台を占める。そして北米地域は3万5168台。同3.1%増と微増ながら、メキシコでは約40%増の販売記録を更新している。
モデル別では、Cクラスがベストセラーながら伸び率が高かったのはEクラスで、2万6915台の販売台数は前年同月比38.6%増になる。同様に好調だったSUVモデルは同17.5%増の6万1266台。GLCが特に大きな伸びを示しているとのことだ。
一方、スモールカーブランドのスマートは、前年同月比15.9%増の1万2565台を11月に販売。昨年11月からデリバリーが始まった新型車がセールスにつながったようだ。なお、記念すべき通算10万台目のスマートは、中国の顧客の手に渡ったとのことである。