大胆なエアロパーツにも注目
フェラーリやマセラティ、ランボルギーニなどイタリア製スポーツモデルのチューナーとして知られるドイツのノビテックが、英国製スポーツカーのマクラーレン570Sのチューニングメニューを公開した。エンジンについては3種類のキットが用意されており、もっともパワフルな仕様ではベース車+76ps(56kW)/92Nmの646ps(475kW)/692Nmを発生し、最高速度は7km/h増の335km/h、0-100km/h加速は0.2秒減の3.0秒という動力性能を実現しているという。
パワートレイン系のチューニング内容は、ボタン操作でふたつのモードを選択できるエンジン制御モジュールのNOVITEC N-TRONICの追加、ステンレス製とインコネル製から選択できるNOVITEC エグゾーストシステムへの交換となっている。
ボディまわりでは、空力特性を向上させるエアロアイテムとして、フロントのリフトを低減するNOVITECフロントスポイラー、サイドのNOVITECロッカーパネルとカーボン製エアインテークカバー、リアのNOVITECリアウイングとバンパー左右のNOVITECカーボンカバーを用意。足もとは、サスペンションのスポーツスプリングや、フロント9J×20インチ/リア11J×21インチのNOVITEC MC1ホイールに、235/30ZR20と305/30ZR21のタイヤ…というメニューとなる。
また、最高級レザーやさまざまなカラーが用意されたアルカンターラにより、インテリアトリムをカスタマイズするプログラムも設定されている。
なお、ツーリングモデルの570GT用メニューも近日公開する予定とのことだ。