トランスミッションはいずれも10速
レクサスの新型クーペ、「レクサスLC」には2種類のパワートレインが設定された。5.0リッターV8エンジン仕様と、3.5リッターV6エンジンのハイブリッドシステムである。
モデル名が「LC500h」となるハイブリッド車は、デュアルVVT-i(インテリジェト・バリアブル・バルブタイミング)や、直噴システム「D4-S」を備える3.5リッターV型6気筒の自然吸気エンジンに、10速の電気CVTと2基のモーターを組み合わせ、全域においてスムーズで豊かなアウトプットを引き出すマルチステージ・ハイブリッドを搭載。エンジンスペックは299ps/348Nmで、モーターとの組み合わせによるシステム出力は354psにおよぶ(いずれも参考値)。0-100km/h加速タイムは5秒以下を実現しているという。
一方、「LC500」はガソリン車。467ps/540Nmを引き出す5.0リッターV型8気筒の自然吸気エンジンを搭載する。プレミアムクラスでは初採用となる10速ATとの組み合わせにより、リニアでスムーズなパワーデリバリーを実現。0-60mph(約97km/h)加速を4.5秒以下でこなす加速力をもたらしている。