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12月18日「BMW Familie! 2016」が大盛況の内に幕

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現役GTドライバーのテクニックを堪能

 

もちろん単なる同乗試乗なら、抽選会を開くほどではないかもしれないが、M4やM5のステアリングを握るのが、BMWチーム・スタディのM6 GT3でスーパーGT300クラスに挑む荒聖治選手をはじめ、織戸学選手、谷口信輝選手、番場彬選手、柴田優作選手といった現役レーシングドライバーとなれば、抽選会の長蛇の列にも納得である。Mモデルのパフォーマンスとプロのドリフト走行を同時に堪能できるのだから、贅沢極まりないプログラムといえる。

 

また、メインスタンド側のイベント広場では、最新フラッグシップの7シリーズによるショーファードリブン体験や試乗のほか、スタディが仕立てたデモカーのi3を使ったパーキングチャレンジが行われるなど、多彩なプログラムが用意。それぞれの体験を終えた参加者が、全員といっていいほど笑顔に満ちていたのが印象的であった。

 

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また、メインステージでは、ヴァイオリン・ピアノ・パーカッションによる女性ユニット「MODEA(モーディア)」のライブや前述のレーシングドライバーにBMWチーム・スタディの鈴木康昭監督を加えたメンバーがレース界の裏話を赤裸々に語るスペシャルトークショーが行われるなど、盛りだくさん。ふわふわ遊具やクラフトカーで遊べるキッズランド、ネイルや彫刻リンパを用意したレディスコーナーなど、同伴家族も飽きさせない配慮が行き届いているところも年々動員数が増えている理由かもしれない。

 

もちろん展示されているデモカーはBMWカスタマイズの参考になるし、パーツメーカーのテントでは最新アクセサリー&パーツがイベント特価で提供されることも。全国から集結したオーナーズクラブのクルマはもちろん、駐車場に並んだ参加者の愛車を眺めるだけでも、思わず時間を忘れてしまうほど。会場のどこにいてもBMWの世界観が楽しめたのだ。

 

イベントの最後には主催スタッフやドライバー、参加者がメインステージに集まって記念撮影が行われ、会場のボルテージが最高潮のまま終了となった。今回の運営に携わったスタッフ64名のうち、半数の32名がボランティアのBMWオーナーとのこと。これほどのビッグイベントを動かせるのは、まさに「BMW愛」以外のなにものでもない。

 

 

萩原充

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