ジャガー・ランドローバーは、2016年1~12月におけるグローバル販売実績を公表。販売台数は対前年比で20%増の58万3313台となり、同社史上最高をマークした。
各地域で軒並みプラスに
ジャガー車は前年同月比77%増となる14万8730台、ランドローバー車は同8%増となる43万4583台を販売。両ブランド合計の販売台数は、対前年比20%のプラスとなった。この販売台数は2009年実績の約3倍にものぼり、近年における同社の大きな成長が見て取れる。
地域別で見ると、最大規模の欧州は対前年比26%増となる13万8695台を記録。続く中国では同31%増、北米では同25%増。地元イギリスでは同17%増と、軒並み各地域でプラス実績を収めた。
この結果を受けて同社は、ジャガー車では新型SUVの「Fペース」および新型「XF」や「XE」が、ランドローバー車では新型「ディスカバリー」や「ディスカバリー・スポーツ」が好調の牽引役になったと分析。さらに「レンジローバー・イヴォーク」や「レンジローバー・スポーツ」も後押したとのことだ。