トヨタ自動車は2月2日、2016年におけるレクサスブランドのグローバル販売実績が、対前年比4%のプラスとなる67万7615台にのぼり、4年連続で過去最高を記録したことを発表した。SUVのNXや、2015年後半に投入した新型RXが牽引役になったという。
日本では初の5万台を突破
2016年(1〜12月)の地域別販売実績は以下の通り。
北米:35万4813台(前年比96%)
中国:11万239台(前年比125%)※香港含む
欧州:7万4316台(前年比117%)
日本:5万2149台(前年比108%)
中東:3万9581台(前年比89%)
東アジア&オセアニア:3万5900台(前年比118%)
その他:1万617台(前年比113%)
なお、3月にはハイブリッドモデルのグローバル累計販売実績が100万台を達成したほか、日本、欧州、中国および東アジア&オセアニアでそれぞれ過去最高の販売台数を記録。年間の販売実績が日本では5万台、中国では10万台を初めて超えるなど、着実な成長を重ねている。
レクサス インターナショナルの福市得雄プレジデントはこの結果を受けて、次のようなコメントを発表している。
「競争の激しいラグジュアリーカー市場において、より多くのお客様にレクサスを選んでいただけたことを大変光栄に思います。2017年はラグジュアリークーペ『LC』の発売や、フラッグシップセダン『LS』の発表に象徴されるレクサスブランド変革の年であり、お客様に驚きと感動を提供するラグジュアリーライフスタイルブランドへと進化すべく、引き続き努力して参ります」。