イタリアの名門カロッツェリアであるピニンファリーナは、3月7日から開催されるジュネーブ・ショー2017にて、「フィッティパルディ EF7ヴィジョン・グランツーリスモ」を公開すると予告。2枚のティザー写真を発表した。
車重1000kgのスーパースポーツ
このモデルは、かつてF1とCARTの両カテゴリーでチャンピオンに輝いやエマーソン・フィッティパルディが発足させた新プロジェクト「フィッティパルディ・モータース」とのコラボレーションにより生み出されたもの。
開発にはレーシングカーの設計・製造を行っているHWAの協力を得ているとのことで、カーボン製のボディとモノコックにより、車両重量は約1000kgに抑えられている。搭載されるエンジンは600ps以上を発揮するV8自然吸気ユニットとのこと。
公表されたティザー写真からは、卓越したエアロダイナミクス性能の実現を想像させる一部ボディのディテールが確認できる。レーシングカーのテクノロジーをピニンファリーナのデザインによって仕上げられたこのマシン、その全貌が明らかとなったあかつきには、大きな話題を呼びそうだ。
なお、このモデルはソニーのプレイステーション「グランツーリスモ」にも配信され、ゲーム上にも登場することがすでに明らかにされている。