プジョーは3月7日から開催されるジュネーブショー2017にて、近未来の自動運転を視野に入れた「プジョー・インスティンクト・コンセプト」を披露する。
完全自動運転を見据えて
プラグインハイブリッドのパワートレインが用いられるこのコンセプトは、両側観音開きのドアを備えたシューティングブレークスタイルのボディが特徴。キーワードは「自由」だ。
走行モードは、ドライバーが操作する「Drive」モードと自動運転の「Autonomous」モードに分けられる。Driveモードではダイナミックな走りを演出する「Drive Boost」と、各種アシスト機能を積極介入させる「Drive Relax」を設定。一方Autonomousモードでは、長距離移動時など、映画鑑賞や読書、睡眠をとったりするシーンに適した「Autonomous Soft」と、ナビゲーションシステムなどとの連携によって効率的な移動を実現する「Autonomous Sharp」を設定する。
先進的な内外装デザインとともに注目したいのが、プジョーの最新コクピットである「Responsive i-Cockpit」だ。高水準のコネクティビティを実現しているのはもとより、自動運転時にはステアリングホイールがダッシュボードに収納されるほか、ペダルも引き込まれ、運転席でもくつろげる空間を演出する。