マセラティは、ジュネーブショー2017において、グラントゥーリズモとグランカブリオの特別限定車「スペシャルエディション」を発表した。
ボディカラーは1957年のF1マシンに由来
400台発売されるこの限定モデルは、1957年に3500GTが誕生して以来、マセラティのグランドツーリングモデルが60周年を迎えたことを記念して製作された。同時にこのモデルは、世界で4万2100台の販売を記録した2016年におけるマセラティブランドの成功を讃えたモデルでもあるという。
この限定車は、3層仕上げの「ニュー・ロッソ・イタリアーノ」をボディカラーに採用。このボディカラーは、1957年にレーシングドライバーのファン・マヌエル・ファンジオがF1グランプリを制した時のマシンカラーに由来するものだ。MCデザインの20インチアルミホイールはグロッシーブラックに塗装され、スペシャルエディション専用のセンターキャップが装着される。
ポルトローナフラウ・レザーとアルカンターラのコンビネーションを採用するインテリアは、ステッチカラーを4色設定。カーボンファイバー製スカッフプレートやセンターコンソールのプレートには専用のロゴが入り、まさに特別なモデルを主張している。
ジュネーブショー2017におけるマセラティ・スタンドにはそのほか、新世代SUVのレヴァンテや旗艦車種であるクアトロポルテなど、フルラインナップが登場。中でもレヴァンテは、インテリアをエルメネジルド・ゼニアが手がけたモデルを初公開した。ジュネーブショーにおけるマセラティ・スタンドの様子は下記動画でご確認を。
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Text:Yasushi HOSODA Photo:MASERATI S.p.A.
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