ジャガーは、新型「XFスポーツブレーク」のティーザー画像を公開した。テニスの四大大会のひとつであるウィンブルドン選手権が行われるオール・イングランド・ローン・テニスクラブのセンターコートに、新型XFスポーツブレークの側面を現したラインを描き、そのスポーティなエクステリアを初公開したのだ。
スピードとスポーティさを感じさせるライン
新型XFスポーツブレークは、スポーティセダン「XF」にさらなる実用性を追加したワゴンモデルで、先代XFにも設定はあったものの、日本への導入は叶わなかった。ジャガー・ランドローバーによれば、この新型XFスポーツブレークは2017年の夏に正式公開される予定という。
この地上絵(?)は、テニスコートのヘッド・グラウンドマンであるニール・スタブリー氏の監修のもと、グランドスタッフが白線で新型XFスポーツブレークのラインを忠実に描いたもの。
ジャガーのデザイン・ディレクターであるイアン・カラム氏は、 「私たちはXFスポーツブレークに、リアに向かってその先にも続くような曲線を描き、スピードとスポーティさを感じさせるシルエットを生み出しました。XFスポーツブレークは、お客様が求めるダイナミックなデザインや敏捷なハンドリングを損なうことなく、その実用性を新たなレベルに押し上げるでしょう」とコメントした。
一方、ニール・スタブリー氏は、「イアンと私はまったく異なる分野における専門家ですが、ヘッド・グラウンドマンと、ジャガーのデザイン・ディレクターという仕事には、完璧で正確なラインをひた向きに描きあげるという、ひとつの共通点があります。私たちが描くラインのひとつひとつは、世界中の人々が見るものです。ですからどんなラインでも、100%正確に描くことが大変重要なのです」と述べた。
なお、ジャガーは2017年7月3日(月)から7月16日(日)(現地時間)まで、英国ロンドンで開催される「ウィンブルドン選手権2017」のオフィシャルカーパートナーを務めることになっている。