5月15日、ボルボはAndroidに対応するインフォテイメントシステムの次世代版の開発に受けて、Googleとパートナーシップを締結したと発表。今後、2年以内に新しいアプリケーションとサービスが新しいボルボ車に搭載される予定だ。
車載ナビでGoogleのローカル検索が可能に
ボルボは、今後ますます外の世界とつながるようになっていくクルマに、今回のパートナーシップが不可欠と考えており、ボルボ車にAndroidを基本OSとして使用することで接続された車内環境をよりパーソナライズできるようになると説明している。
GoogleのAndroid開発担当副社長であるパトリック・ブラディは、次のようにコメントしている。
「ボルボと提携して、次世代車にAndroidをもたらすことに興奮しています。このパートナーシップは、フル機能のインフォテインメントプラットフォームと豊富なAndroidアプケーション、Googleサービスのエコシステムを通じて、よりシームレスな体験をボルボ・ユーザーに提供します」
また、ボルボはGoogleとの協力によりロケーションベースのサービスアプリ「Google Local Search(ローカル検索)」を提供することが可能になる。ユーザーは車載される「Sensus Navigation」のアップデートによって利用することができる。