ただ勝つだけじゃなく、美しく勝つ!
2017ブリヂストンワールドソーラーチャレンジを最速で駆け抜けるチャレンジャークラスで優勝を目指す、東海大学ソーラーカーチーム。ドライバーを務める3年生の喜多洸介さんは、今回が2回目の挑戦となる。
「前回は大会中に取るべき行動がまったく把握できていなかったんです。たとえばコントロールストップでは太陽の方向に車体を傾けて充電効率を高めたり、タイヤ交換を済ませたりしておかなければいけないのですが、それがわかっていなかった。でも、その失敗を糧に昨年の南アフリカのレースで経験を積んだので、今回は大丈夫です」
一方、武藤創さんは今回がブリヂストンワールドソーラーチャレンジ初参加。2年生で大役を任された若きチームリーダーだ。
「胃が痛いんですけれど、ソーラーカーレースは大学に入って見つけた本気で打ち込めるものなので、任されたからにはとことんやりたいです。東海大学チームのソーラーカーは、パナソニックのソーラーパネル、ブリヂストンのタイヤ、空気抵抗を考えたボディのすべてで極限までレベルを高めています。そうでなければ、100km/h近くで巡航できる性能は実現できませんから」
そんなふたりに共通しているのは、優勝への強い想いだ。2009年と2011年に2大会連続優勝を果たした強豪だけに、2013年の準優勝、2015年の3位は不本意でしかなかったようだ。「優勝を求められているチームとして、優勝は目標ではなく、使命だと思っています。だから、ただ勝つのではなく、美しく勝つことが2017年の目標です」と語る喜多さんに、武藤さんが「不安もありますが、それに打ち勝って優勝したい」と言葉を重ねる。その目標を達成するための力強い味方が、カートでもレース経験を積み重ねている喜多さんも絶賛するブリヂストンのタイヤだ。
「ソーラーカーに使っているタイヤにはologicという技術が採用されています。これは電気自動車のBMW i3のタイヤにも使われている技術で、優れた低燃費性能に加え3000kmの公道を走り切る耐久性を備えているわけですから、まさに理想のタイヤですね」
2017ブリヂストンワールドソーラーチャレンジは、10月8日から15日の日程で開催される予定。東海大学ソーラーカーチームの活躍に、ぜひご注目を。
なお、「ル・ボラン カーズ・ミート2017 横浜」の会場では、東海大学ソーラーカーチームのソーラーカーを展示中。ソーラーカーと一緒に写した写真をSNSに投稿すると、その場で写真を印刷してプレゼントしてくれるほか、ブリヂストンワールドソーラーチャレンジのFacebookアカウントの投稿に「いいね!」した先着500名に特製タオルがプレゼントされるイベントも開催しているので、ぜひご来場ください。
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