4マチック仕様を初設定
7月28日、ダイムラーはジュネーブショー2017でワールドプレミアを飾った新型「メルセデス・ベンツEクラス・カブリオレ」のグレードラインナップを含む詳細情報を公開した。
新型Eクラス・カブリオレは従来型よりボディサイズを拡大し、後席の居住性や快適性を高めている。欧州仕様のボディサイズは全長4826×全幅1860×1428mmで、ホイールベースは2873mm。従来型と比べて全長で123mm、全幅で74mm、ホイールベースで113mm拡大している。
ファブリックのソフトトップは継承され、新型では20秒で開閉操作を完了。50km/h以下であれば走行中の開閉操作が可能だ。トランク容量はクローズド時で385L、オープン時で310Lが確保された。後席は50:50の分割可能倒式シートバックとともにトランクスルー機構を採用し、荷室容量のアレンジが可能となっている。
新型はEクラス・カブリオレとして初となる4WD「4マチック」仕様が選べるのもニュースだ。4マチック仕様となるグレードは、258ps/620Nmを発揮する3.0リッターV6ターボディーゼルを搭載する「E 350d 4マチック」と、333ps/480Nmを引き出す3.0リッターV6ガソリンターボを積む「E 400 4マチック」の2機種。グレードバリーエションはこのほか、194ps/400Nmを発する2.0リッター直4ターボディーゼルの「E 200 d」、184ps/300Nmの2.0リッター直4がガソリンターボの「E 200」、245ps/370Nmの2.0リッター直4ガソリンターボの「E 300」がラインナップ。トランスミッションは、いずれのエンジンにも9速AT(9Gトロニック)を組み合わせる。