デビュー予定は2018年
BMWは7月3日、開発中の「BMW i8ロードスター」のティザームービーを公開するとともに、同車が2018年にデビューすることを明らかにした。
「BMW i」は、「持続可能で先進的なモビリティコンセプトの開発」を目的に、2011年に誕生したBMWの新たなサブブランド。これまでに、都市部での移動に主眼を置いたコンパクトEVの「BMW i3」と、スポーツカーの加速とコンパクトカーの燃費を両立したプラグインハイブリッドの「BMW i8」が発売されているのはご承知のとおり。
ネーミングのとおり、今回ティザー動画が公開された「BMW i8ロードスター」はi8のオープントップバージョン。主要諸元をはじめとする車両の詳細は未だベールに包まれたままだが、クーペモデルとパワートレインを共有するならば、231ps/320Nmを発揮する1.5リッター直3ターボエンジンで後輪を駆動し、131psを発する電気モーターで前輪を駆動するハイブリッド4WDシステムが搭載されることになる。
ちなみに、クーペモデルの0-100km/h加速は4.4秒、JC08ハイブリッド燃費は19.4km/Lをマークしていることから、ロードスターモデルもこの値に準じた実力の持ち主になることが予想される。
公開されたティザー動画では、風洞実験施設と思しき場所に置かれ、ボディをカモフラージュされたi8ロードスターの姿が確認可能だ。ボディの周囲を流れるエアーの動きによって、エアロダイナミクス性能が追求されている様子をうかがい知ることができる。