リトラクタブルのヘッドライトに運転席側にもある助手席リクライニングノブ……「これぞデートカー」というべく、そのスタイリングと装備に当時の若者をクギヅケにした「ホンダ・プレリュード」が復活する可能性があるという。
1979年11月に登場した初代は国内生産車初となる電動サンルーフが標準装備(グレードによって未装備もあり)され、高いボディ剛性と操舵性で「スペシャリティカー」として位置づけられた。そして1982年11月の2代目登場において、リトラクタブルヘッドライトにワイド&ローボディといたスタイルは日本車とは思えない垢抜け感があり、その流れを受け継いで1987年4月に登場した3代目によって、プレリュードは「デートカー」としてバブルの時代背景も相まって、当時の若者たちを熱狂させた。
その後4代目、5代目と2001年に生産終了するまでの実に23年もの間、ホンダを支えてきたプレリュード。いったい後継となる6代目はどんなスタイリングなのだろうか。その予想CGがここにある。
ワイド&ローのボディには低く長いフロントノーズ、そこにはNSXを彷彿とさせる美しいジュエルアイLEDヘッドライト。フロントからリアに続くスピード感溢れるプレスライン、エアインテーク装備のリアフェンダー、Aピラーからリアへ流れるような美しいルーフライン。かつてのプレリュードを彷彿とさせながらも、新たなホンダを感じさせるデザインだ。
パワートレーンは2.0リッター直列4気筒T-TEC TURBOのガソリンエンジンで、ライバルとなるであろう、トヨタ86を凌駕する240psと予想される。
今の段階で世界デビュー時期を語るのは時期尚早かもしれないが、2019年の東京モーターショーでのお披露目があり得るかも。