1999年に生産終了後、20年振りの復活になると大きな期待を寄せられている、BMWの最上級クーペ「8シリーズ」。その「8シリーズ」とも思わせるモデルがニュルブルクリンクに登場した。
おそらくこの車両はBMWが5月に公開した「コンセプト8シリーズ」の市販型プロトタイプと思われるが、その姿はコンセプトモデルと大きく異なっていたことに驚いている。ちなみにそのワールドプレミアは2018年春とも言われている。
大きなリアウィンドウをもつルーフラインはフラッグシップクーペとしての優雅さを醸し出しているが、まずフロントマスクを見てみれば、ヘッドライトは厚みがあるし、3分割されたエアインテーク形状も刷新されている。リアにはエアアウトレットはなく、テールライトも奇抜なデザインからオーソドックスなデザインへと変更され、エクステリア全体が変化したといえそうだ。
2.0リッター直4ツインターボと、3.0リッター直6ターボ、4.4リッターV8のほか、プラグインハイブリッドのラインナップも期待できそうだ。
2018年春にワールドプレミアとなるというが、果たして。