7分51秒07を記録
9月29日、フィアット・クライスラー・オートモビルズは、アルファロメオの新型SUV「ステルヴィオ」が、ニュルブルクリンク北コースで市販SUV最速となる「7分51秒07」を記録したことを発表した。
このラップタイムを叩き出したのはステルヴィオのトップパフォーマンスモデル「クアドリフォリオ」。パワートレインは、510psを発する2.9リッターV6ツインターボに8速ATを組み合わせる。駆動方式は「Q4」と呼ぶ4輪駆動だ。
ステアルヴィオ・クアドリフォリオに搭載するパワートレインは、9月6日に日本でも発表された新型FRスポーツセダン「ジュリア」のクアドリフォリオと基本を共有する。ジュリア・クアドリフォリオは同コースを7分32秒でラップし、計測当時は4ドアセダン最速の称号を得ていた(その後スバルWRX STIタイプRA NBRスペシャルが6分57秒05で塗り替えた)。
ちなみに、同コースの市販車最速ホルダーは、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテで6分52秒01。ステルヴィオ・クアドリフォリオはSUVというボディスタイルでありながら、それより1分も遅れていない。SUVとしては驚異的な速さといえる。
そんなステアルヴィオ、FCAジャパンの発表によれば、ジュリア発表から1年以内に上陸するとのこと。上陸が楽しみなSUVである。