日本版『WIRED』とアウディ・ジャパンとのコラボによるプロジェクト、「WIRED Audi INNOVATION AWARD」の表彰式が、去る12月6日(水)に東京港区の海岸スタジオで行なわれた。「未来の日本、未来の世界をつくる」をテーマにとした同イベントは、さまざまな領域で独創的なアイデアとヴィジョンを持って新しい試みを続けるイノヴェイターに光をあて、その存在を広く発信することを目的としたもの。
同アワードの授賞式およびレセプション会場となった東京港区の海岸スタジオには、エントランスにアウディR8とRS 7コンセプトが展示され受賞者やゲストを出迎えた。
国内では開催2年目となる今回は、実業家や化学、医療、芸術等の分野で活躍する30組のイノヴェイターを日本版WIREDの若林編集長が表彰。授賞式後のレセプション会場には、受賞者の活動を表現したパネルが展示されたほか、今回の受賞者でもある音楽家の坂本龍一氏と作曲家の藤倉大氏によるライブパフォーマンスも行われ、天板のないグランドピアノを使ったふたりの即興演奏に会場は独特な雰囲気に包まれた。
授賞式後に行なわれたライブパフォーマンスでは、坂本龍一氏と藤倉大氏が事前打ち合わせのない即興演奏を披露。独特な世界観に緊張感すら漂った。
主催者のひとりとして登壇したアウディ・ジャパンのマーケティング本部長ミクシェ・シルケ氏曰く、「アウディが提唱する『技術による先進』や世界観との親和性が高く、前に進む人々を奨励することはブランドを浸透させるためにも意義ある活動」と高く評価していた。
昨年は日本着任早々にプレゼンターを務めたという、アウディ・ジャパンのシルケ本部長。今年の受賞者も多彩で同賞の魅力が増したとコメント。