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アストン・マーティンが発祥の地で生産を再開

ニューポート・パグネルにおいてDB4GT復刻モデルの生産開始

世界的なセールス増の追い風を受けて生産を拡大するアストン・マーティンが、発祥の地である英国ニューポート・パグネル・ティックフォードでの生産を再開。’03年にアストン・マーティンはイングランドのゲイドンへ本社を移転し、それ以降はヒストリックカーのレストアガレージとなっていたパグネルだが、アストン・マーティンDB4 G.T.の復刻が決まり、60年前に同車が生産されていたパグネルも復活。DB4 G.T.Continuationと名付けられたサーキット専用の復刻モデルが25台限定ながら生産されることになる。

パワーユニットは、DB4と同じくタデック・マレック氏が設計した直列6気筒を搭載するが、リビルドするのではなくいちから製造される

アストン・マーティンはウェールズのセント・アサンに新工場を建設中で、新型クロスオーバーDBXの生産に合わせて’20年の稼働開始を予定している。それに先駆けて始まるパグネルでの生産は量産ではないが、歴史に残るDB4の復刻版ということで期待は大きい。最初のクルマはすでに顧客の手に渡っているというが、残る24台も今年から納車される予定とのこと。

日本でも2017年の販売台数が前年比72.6%増の321台と大幅に伸びているアストン・マーティンは、日本のサプライヤーからの部品調達など親日度も高めている。DBXへの期待も大きいが、アストンならではのシルエットを持つDB4 G.T.Continuationも日本へ何台上陸することになるのか楽しみに待つとしよう。

 

CARSMEET web編集部

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