4輪をスキー板とクローラーに換装
北米日産はこのほど、日産370Z(日本名:日産フェアレディZ)をベースにしたワンオフモデルのスノーモービル、「370Zki(370スキー)」を発表。2月10日から19日まで開催するシカゴモーターショーで初披露する。
この370Zkiはスキー場のゲレンデを走行するスノーモービルとして開発されたもので、ベースはオープンモデルのロードスター。332ps/366Nmを発揮する3.7リッターV6エンジンと7速ATのパワートレインは市販車のままだが、4つのタイヤに代えて、フロントには長さ142cm、幅30cmのスキー板を、リヤには長さ122cm、幅38cm、高さ76cmのクローラーが装着されている。
これらを装着するためにリアのホイールアーチが拡大されたほか、ブレーキラインやエキゾーストシステムなどがカスタマイズされている。また、エクステリアはボディラッピングが施され、ヘッドライトユニットはスキーのゴーグルに見立ててイエローにペイントされているのが面白い。