Eクラス クーペの装備を一部改良
メルセデス・ベンツ日本は、「メルセデス・ベンツEクラスクーペ」の装備内容を変更。メーカー希望小売価格を改定し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ2月5日より発売を開始した。各グレードの新価格は以下の通り。
E200クーペ:700万円
E200クーペ・スポーツ:769万円
E300クーペ・スポーツ:855万円
E400 4MATICクーペ・スポーツ:1058万円
その変更点だが、最大のポイントはメルセデス自慢のテレマティクスサービスである「Mercedes me connect」が全モデルで標準装備となったことだ。このサービスは最長10年間無償で提供される「安心安全サービス」と、3年間無償の「快適サービス」、そして「メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービス」が1年間無償で提供される「おもてなしサービス」の3つで構成される。
「安心安全サービス」は、事故検知時やユーザーが車内のSOSボタンを押した際、コールセンターが消防に連絡したり必要に応じてツーリングサポートが受けられるもの(Bコールボタンでツーリングサポートセンターにつながる)。一方、「快適サービス」は、スマートフォンとの連携で車両ステータスの確認やドアロックの制御、さらには車外から車両の車庫入れ/車庫出しなどが可能となるほか、ナビの目的地を遠隔設定することもできる。そして「おもてなしサービス」は、24時間365日対応の専門オペレーターがコンシェルジュとしてナビの目的地設定からレストランや宿の予約、緊急時の病院案内などをユーザーの代わりにやってくれるプレミアムブランドらしいサービスだ。
また、今回のアップデートでは設定される内外装色も変更を受けた。ボディカラーは、全グレードで「アラゴナイトシルバー」、「ルビーライトレッド」、「ダイヤモンドシルバー」の3色が追加。「E200クーペ」の内装には「本革サドルブラウン/ブラック」、「本革マキアートベージュ/エスプレッソブラウン」のコーディネートが追加されたほか、「E200クーペ・スポーツ」、「E300クーペ・スポーツ」、「E400 4MATICクーペ・スポーツ」には、「ナッパレザーマキアートベージュ/エスプレッソブラウン」、「ナッパレザーディープホワイト/ブラック」が追加されている。