0-100km/hはわずか2.85秒
フェラーリは2月21日、3月に開催されるジュネーブ・モーターショーにおいて「フェラーリ488 PISTA」をワールドプレミアすると発表した。
488 PISTAは、360チャレンジ・ストラダーレ、430スクーデリア、458スペチアーレと続いてきたV8スペシャルモデルの後継モデル。FIA世界耐久選手権(WEC)にGTEクラスで参戦し、6年間で5つのタイトルを獲得してきた実績と技術、ノウハウを惜しみなく投入したモデルだ。
488 GTBより90kg軽量化されたボディの乾燥重量は1280kgを実現。ボディのスリーサイズは全長4605×全幅1975×全高1206mmと発表された。
3.9リッターのV8ツインターボは、488 GTB用を50ps上回る720ps/770Nmを引き出す。このエンジンを原動力に、2.85秒の0-100km/h加速、7.6秒の0-200km/h加速を達成している。そして、最高速は340km/hにおよぶという。
エクステリアではフロントノーズに設けられたダクト「Sダクト」が目を引く。これによって最高水準の空力性能を実現しているとフェラーリは主張する。一方、リアビューでは「ドルフィン・テール・リアスポイラー」が目新しい。これらにより、ダウンフォース量は488 GTBより20%増加しているとのこと。