ワールドプレミアはフランクフルトに持ち越し!?
トヨタの新型「スープラ」のプロトタイプが、これまでで最もカモフラージュがそぎ落とされた状態で豪雪のスカンジナビアで目撃された。その姿から量産型デザインがほぼ見えたといっていいだろう。
新型「スープラ」の車名にはこれまで様々な憶測が流れていたが、最終的にはこれまでの「スープラ」のままとなるようだ。また、キャッチされたテスト車両からはブーメラン状の細いエアインテークに囲まれた3連LEDヘッドライトや、ボンネット中心に伸びるデイタイムランニングライトが初めて確認されるなど、コンセプトモデル「FT-1」のデザインが大きく反映されている。
新たに大口エアダクトの形状や、リアフェンダーのブレーキ冷却用エアスクープも確認できたほか、高い空力性能を発揮する「ダブルバブルルーフ」や、筋肉質なフェンダーも加えられ、グラマラスなボディとなることが予想される。
しかしながら、ここに来て「スープラベースのレーシングカーバージョン」についての噂が飛び込んできた。しかし、3月のジュネーブモーターショーではベースモデルは見当たらず、レーシングカーのみの公開となる可能性が高い。そうなるとベース車両の披露は9月のフランクフルト・モーターショーへ持ち越しとなりそうだ。