ベストショットをSNSで募集中
アウディはジュネーブ・ショー2018において、電気自動車「e-tron」のプロトタイプを公開した。
5人乗りのキャビンを持つSUVスタイルとなるe-tronは、量産が開始されるまでに約250台の試作車が作られ、世界中の過酷な環境でテストが重ねられる予定で、欧州では2018年末に発売される見通しだ。
公開されたプロトタイプのボディには一般的なカムフラージュではなく、特別に開発したデザインフィルムが張られた。サイドボディにはe-tronの文字が大きく引き伸ばされてプリントされているのがわかる。
今回ジュネーブ・ショーでのワールドプレミアに先立ち、このe-tronプロトタイプがジュネーブ市内の公道を走行した。ちなみにアウディでは現在、市内の観光名所を巡るこのプロトタイプの写真を募集している。ハッシュタグ「#etron」を使用してソーシャルメディアに投稿すれば、ベストショットがウェブサイト(www.e-tron.audi)で公開されるというもの。ショーに出品されるプロトタイプのクルマが街を走るというユニークな試みだ。
アウディではこのSUVに加え、4ドアGTとコンパクトモデルの計3モデルの電気自動車を2020年に市場導入する計画を発表。さらに2025年までには、あらゆるセグメントにおいて20以上の電気自動車およびプラグインハイブリッド車を発売する見通しだという。