ニューモデル

BMW i8ロードスターが日本発売

クーペもアップデート

BMWは、プラグイン・ハイブリッド・スポーツ・カーであるi8のラインナップのロードスターを追加。従来からのクーペモデルもアップデートして4月9日より販売を開始した。両モデルとも、納車は2018年9月以降を予定している。価格はi8クーペが2093万円、i8ロードスターが2231万円となっている。

サブ・ブランド「BMW i」より、2014年9月に発売されたi8は、プラグイン・ハイブリッド・テクノロジーの「イードライブ」や、量産車初のカーボン・ファイバー強化樹脂をボディの基本骨格に採用。新世代のBMWを象徴するスポーツカーである。

そんなi8の最新版では、搭載するハイ・ボルテージ・リチウムイオン・バッテリーの容量を従来比で13Ahアップとなる33Ahに拡大。1.5リッター3気筒ガソリンターボ(最高出力170kW/231ps、最大トルク320Nm)に組み合わせる電気モーターも、従来から9kW/12ps引き上げられて定格出力は105kW/143psに。最大トルク250Nmを発揮する。その結果、システム全体出力はそのまま9kW/12psアップした275kW/374psとなっている。

一方、初上陸となるi8ロードスターは電動開閉式ソフトトップを採用。乗車定員は2人となる。クーペ同様、フレームレスのシザードアを採用しエレガントなそのまま受け継がれている。新開発されたソフトトップは、時速50km/h以下での開閉操作が可能。開閉に要する時間は、約15秒となる。また、座席後方にあるソフトトップの格納エリア下には約100Lの収納スペースが設けられ、実用性への配慮も十分だ。

なお、今回i8にロードスターが加わったことで、BMWグループの電動化モデルは日本市場のインポーターで最大となる10モデルになった。

車両諸元

「BMW i8クーペ」
全長/全幅/全高:4,690/1,940/1,300mm
ホイールベース:2,800mm
車両重量:1,590kg
車両総重量:1,810kg
直列3気筒ガソリン・エンジン
排気量:1,498cc
最高出力:231PS(170kW)/5,800rpm
最大トルク:320Nm/3,700rpm

「BMW i8ロードスター」
全長/全幅/全高:4,690/1,940/1,290mm
ホイールベース:2,800mm
車両重量:1,650kg
車両総重量:1,760kg
直列3気筒ガソリン・エンジン
排気量:1,498cc
最高出力:231PS(170kW)/5,800rpm
最大トルク:320Nm/3,700rpm

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