先代の好評をうけて全16台が新型に
日産自動車は4月12日、熊本県の「おしろタクシー」が、タクシー全車両を新型「日産リーフ」に更新したことに感謝し、グローバル本社で感謝状贈呈式典を行なった。
熊本県では、これまでに「菊陽タクシー」が初代リーフを全車両導入。燃料費が不要な高い経済性はもとより、静粛性や乗り心地の良さ、電気自動車ならではの加速感などが乗客やドライバーから高く評価されていた。今回、その高評価を受けて「おしろタクシー」が全車両を新型リーフにスイッチ。3月8日には、熊本城内加藤神社で全車両16台の出発式を行なっている。
感謝状贈呈式では、日産自動車の副社長ダニエレ・スキラッチが「菊陽タクシーの初代リーフ全車両導入に続き、今回おしろタクシーが全車両、新型リーフを導入されたことに心より感謝します。新型リーフは、技術の日産が今実現できる最新技術をすべて投入した「ニッサン インテリジェントモビリティ」を象徴するクルマです。いち早く電気自動車を導入された、「おしろタクシー」と「菊陽タクシー」の取り組みが、熊本や九州地域のみならず、日本全国に伝播していくことを期待しています」と述べている。
また、「おしろタクシー」の込山社長は、「豊かな自然あふれる熊本のタクシー会社として、環境配慮の思いからゼロ・エミッションである日産リーフを導入しました。日産リーフは、電気自動車というだけでなく最先端技術が多く搭載されたクルマであり、お客さまにも年配のドライバーにも、安心して乗って頂けるタクシーとして最適だと思います。この日産リーフタクシーの取り組みが、是非、全国の多くの地域に広がってほしいと願っています」と語った。
なお、日産は新型リーフのみならず「NV200タクシー」、「NV200タクシーユニバーサルデザイン」、「ノートe-POWER」など、地域や用途に合わせた車両を引き続きタクシー市場に提案していくとしている。