制作は著名建築事務所のMADアーキテクツ
アウディは、今年のミラノデザインウィークにおいて、「Fifth Ring(フィフスリング)」と銘打ったインスタレーションを出品している。今回は、著名な建築事務所である「MADアーキテクツ」が、アウディ最新のA6セダンやアウディのアイコンを活用した空間のインスタレーションを制作している。このフィフスリングは、リングの空間的なインスタレーションで、進歩と進化を象徴している。
そして、「MADアーキテクツ」とアウディは、哲学上の第五元素(fifth element フィフスエレメント) と未来のモビリティのコンセプト、進歩的デザインを体現するアウディアイコンを融合してみせた。このインスタレーションではA6 セダン、A7スポーツバック、A8がその一部をなしている。
MADアーキテクツの創業者であるヤンソン・マーは、「この由緒ある中庭の四角い境界に浮かぶ光のリングは、人間の完全への飽くなき追求を表しています」とその演出についてコメント。さらに、「そのリングは、水のプールの上に浮かんで、空のたゆまぬ移ろいを映し出します。その下を行く人は、まるで雲の中を歩いているような感覚を覚えるのです」とも述べている。アウディ・イタリアのブランドマネジャーであるファブリッツィオ・ロンゴは、「完全の飽くなき追求こそは、イノベーションの源泉であり、アウディを特別なものにする力なのです」と述べている。
「MADアーキテクツ」は、未来的かつ有機的で、技術的にも最先端のデザインを開発する国際的な建築会社。そのアーティストたちは、東洋の自然との親和性の現代的解釈に特に重要さを見出している。
なお、ミラノデザインウィークはフオリサローネ とサローネ・デル・モビーレを中心とした世界有数のデザインイベントで、世界165カ国から30万人以上が訪れる。開催期間は、4月17日から22日までだ。