5つ星を獲得した初のEVは新型でも高評価
ユーロNCAPはこのほど、新型「日産リーフ」のクラッシュテストを実施。総合評価が5つ星だったことを発表した。
ユーロNCAPの安全性試験で最高評価となる5つ星を獲得するには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子供乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上という4項目をすべてクリアしなければならない。
ちなみに2018年からは、自動車や歩行者だけでなくサイクリストにも配慮された検知機能をはじめとする安全性も評価の対象となるなど、安全運転支援技術の進化に合わせて試験内容がアップデートされている。
新型リーフの結果は「成人乗員保護性能」で93%、「子供乗員保護性能」で86%、「歩行者保護性能」で71%、「安全補助装置」で71%という評価で、各項目で見事基準を上回り、総合5つ星を獲得。とくに歩行者保護性能や安全補助装置の評価が高水準だったことは数値から見て取れる。
これで日産リーフは、2011年の先代型に続いて新型も5つ星評価を獲得。ユーロNCAPで5つ星を獲得した初のEVは、新型でも高い安全性が実証されたのである。