標準のオーディオに追加装備可能
フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、日本国内で発売する「ゴルフ」、「ゴルフ・ヴァリアント」、「ザ・ビートル」向けのオーディオシステムとして「レイヤードサウンド オーディオシステム」を開発。5月11日より正規ディーラーでの販売を開始した。価格は16万円(税抜・取り付け作業費は別途)である。
このオーディオシステムは、レイヤードサウンド・セールス&マーケティング(LSSM)と共同で開発。標準装備のオーディオシステムを交換することなく、追加で新たに同システムを装備することが可能で、これにより車内の音響効果を向上させるものだ。
左右の A ピラー内側に装着する独自の振動スピーカーは、無指向性の反響音を車内に広げ、標準スピーカーからの指向性のある音との最適な組み合わせにより、臨場感あふれるサウンドが楽しめる。
今回販売されたシステムは、車種ごとの車内形状や純正サウンドシステムの特徴に合わせて専用設定したもので、LSSM が音響効果の監修を行なっている。ゴルフおよびゴルフ・ヴァリアントには、中低音域の豊かなサウンドに加え車内という閉塞感を感じさせない伸びやかな高音の広がりが体感できるという。一方、ザ・ビートルにはフロントシート回りの空間に音の立体感と明瞭感を加えることで、より厚みのあるサウンドが楽しめるとのこと。