ワイド&ローで一層スポーティに
6月20日、アウディはフルモデルチェンジを受けて2代目となった新型「アウディA1スポーツバック」を発表した。欧州市場を皮切りに今夏より受注を開始、秋頃には発売される見通しだ。
ボディサイズは全長4029×全幅1740×全高1409mで、ホイールベースは2563mm。先代型より56mm長く、ロー&ワイドが強調されたプロポーションにより、一層スポーティな雰囲気を放つ。
エクステリアではシングルフレームグリルの真上にスリットが設けられたのが目を引く。これは1984年に登場したスポーツクワトロへのオマージュだという。ボディサイドでは低めのショルダーラインや幅広のCピラーが特徴的。シャープなデザインの前後ライトも、洗練されたスタイリングを際立たせる重要なファクターだ。
インテリアは、コンパクトクラスで最もスポーティに仕上げられたという。センターパネルを運転席側に傾けたドライバーオリエンテッドなコクピットは、エアコンルーバーやデジタルメーターパネルなどによって、アグレッシブな走りを掻き立てる雰囲気を高めている。センターパネルのディスプレイは10.1インチサイズのタッチスクリーンで、スマートフォンとの連動を含むインフォテイメントシステムと組み合わされる。
搭載エンジンは95〜200psを発揮する複数のユニットが採用され、デュアルクラッチの7速または6速のSトロニックを組み合わせる。
そのほか、車線逸脱警報機能やストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズ、駐車支援システムなど、先進の運転支援技術が採用されている。