欧州のeレース大会、「日産GTスポーツカップ」の勝者も対象に
日産は、eスポーツレース「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」において日産車を選択、最上位の結果を出したドライバーと欧州で開催される「日産GTスポーツカップ」の勝者を日本に招待する。
「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」は、ソニーのプレイステーションと国際自動車連盟(FIA)とのパートナーシップにより開催される、史上初のFIA認定を受けたオンラインeスポーツレースの大会。レースはプレイステーション専用ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」上で行なわれる。
今回、この大会で最上位となった日産ドライバーは、富士スピードウェイで開催されるニスモフェスティバルとグランツーリスモを開発したポリフォニー・デジタル社の本社に招待される。また、欧州で開催されるeレース大会「日産GTスポーツカップ」の勝者も同様に招待される。
これらの大会は、ゲーマーたちが本当の日産レーシングドライバーになるチャンスの獲得に向けて競う画期的なプログラム「GTアカデミーby日産×プレイステーション」の開始から10年目にあたる今年に開催されることになった。
グローバル・モータースポーツ・ディレクターのマイケル・カルカモは、以下のようにコメント。
「日産は、GTアカデミーを通してゲームの中のレーシングコースでしか競ったことがないドライバーでも、世界最速のドライバーなれることを証明しました。ソファから抜け出してコクピットに入った彼らは、どのようにすればレーシングドライバーとして成功できるかという従来の常識を覆しました。大会のレベルは非常に高く、私たちはオンラインレースをリアルなレースの代わりとして考えているだけではありません。大会がFIA公認のチャンピオンシップとして注目されるのは素晴らしい機会ですし、日産車で競う世界最高のゲーマーたちに出会えることを楽しみにしています」
なお、バルセロナで開催されるブランパンGTシリーズ2018には、ソニーがスポンサーするカスタマーチーム「GTスポーツ・モチュール・チームRJN」が”日産GT-R NISMO GT3”で参戦しており、GTアカデミーの元優勝者でもある、ドライバーのルーカス・オルドネスとリカルド・サンチェスを含め、22名の勝者が本物のレーシングライバーになっている。