新しいガソリンターボを2機種設定
FCAグループはこのほど、ジープのコンパクトSUV「レネゲード」の2019年モデルを発表。欧州市場では9月から発売される予定だ。
新型レネゲードには、新しいガソリンターボエンジンを搭載。120ps/190Nmの1リッター直3ターボのほか、150psまたは180psを発揮する1.3リッター直4ターボがラインナップされた。1リッターターボは6速MTと組み合わせ、前輪を駆動。一方、1.3リッターターボは150ps仕様がDCTで前輪駆動、180ps仕様が9速ATで4輪駆動となる。ちなみに、ディーゼル仕様は1.6リッター(120ps)と2リッター(140ps/170ps)が用意された。
スタイリングも変更。ジープブランドの象徴的なデザインが現代的に取り入れられており、ジープ独特の7スロットグリルが一新。都市型コンパクトSUVという特徴と、ジープブランドならではの高いオフロード走破性が体現されている。LEDヘッドライトや新デザインの19インチアルミホイールも、新型の代表的なアイテムだ。
インパネに高精細のタッチスクリーンディスプレイを配置するインテリアは質感が引き上げられた。インフォテインメントシステム「Uconnect」は第4世代版が採用され、スマートフォンなどと快適に接続することができる。また、室内には前席だけでなく後席にもUSBポートが設置され、利便性を高めている。