オフロードバイクのライディングスキルを磨ける
BMWグループの施設といえば、日本では2016年7月に東京都江東区青海にオープンした「BMW Tokyo Bay」がお馴染み。ここはBMWやMINIの現行ラインナップモデルが体験試乗できる日本最大規模のショールームで、すでに足を運んだというクルマ(バイク)好きも多いだろう。
そんなBMW Tokyo Bayは設立からちょうど2年が経過したところだが、BMWの地元ドイツでは25年もの間、ファンに親しまれている施設がある。それが「BMWモトラッド・エンデューロ・パーク・へーリンゲン」だ。
7月23日にBMWグループは、ドイツ・へーリンゲンに1993年に設立した「BMWモトラッド・エンデューロ・パーク・へーリンゲン」が25周年を迎えたことを発表した。
オフロードバイクに明るい方にはご存知のとおり、エンデューロとは林道など未舗装の自然道を走ること。もともとはオフロードバイクを使った人命救助が発展し、約60年前にヨーロッパが発祥となったスポーツといわれている。そんなオフロードを舞台に競うエンデューロレースは、世界各地で開催されている。
この施設はヨーロッパでも有数のオフロードトレーニングセンターのひとつ。広さは26ヘクタールで、急な斜面や砂利、森林の中をライディングするチャレンジングなコースで構成。毎年多くのオフロードバイク愛好家が集い、経験豊富なインストラクターからオフロードを安全に楽しく走るテクニックを学んでいる。設立以来、4万人以上の参加者を迎えており、2017年は3650人が参加している。
この施設は今後もオフロードトレーニングセンターとして維持されていく予定。オフロードバイク愛好家の方は一度訪れてみてはいかがだろうか。
- BMWモトラッド・エンデューロ・パーク・へーリンゲン
https://www.enduropark-hechlingen.de/de/startseite/