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「ヒュンダイi30」にライトチューン仕様が追加?

シリーズ名は「N-ライン」

「i30」は、欧州Cセグメント級に分類されるヒュンダイのコンパクトハッチ。撤退前の短期間、日本にも初代が導入されていたが本国や欧州ではもちろん現役で、2016年に登場した現行型は3代目となっている。

そんなi30にBMWの「Mパフォーマンス」、あるいはアウディの「S-ライン」に相当するライトチューン仕様が追加される模様。そのネーミングは「N-ライン」。ヒュンダイでは、このシリーズを各モデルに揃えるようで「i30 N-ライン」は第一弾となるようだ。

このほどドイツ・ニュルブルクリンクで捉えられた開発車両は、一糸まとわぬ完全なフルヌード状態。いわゆるプロトタイプが正式デビュー前にここまで姿を露わにするのは珍しいことだが、あるいは今回のニュルブルクリンク登場はティザーを兼ねた作戦かもしれない。

ライトチューン仕様、ということでエクステリアにベースモデルとの極端な違いはないがまさに適度にスポーティな風情だ。フロントマスクは、逆台形となるラジエターグリルの意匠に手が加えられバンパー下部と左右インテークは大径化。LEDのデイタイムライトとの組み合わせでアグレッシブな装いとなる。またボディサイドにはスカートを装備。リアバンパーもディフューザー風のデザインとなりベースモデルとは明確に差別化されるほか、前後バンパー下部には赤いアクセントラインも入れられる。

ベースモデルには、最高出力118psを発揮する1リッター3気筒エンジンと最高出力138psを発揮する1.4リッター4気筒エンジンがラインアップ。今夏にも発売予定のハイエンドモデルの「N」には最高出力250psを発揮する直噴2リッター4気筒ガソリンターボ「T-GDI」エンジンが搭載されるが「N-ライン」仕様はその中間の200ps程度を発揮するパワーユニットが搭載されると予想される。

その価格は、ハイエンドな「N」の3万9995ユーロ(約500万円)よりお得な日本円で400万円程度となる模様。ワールドプレミアは2018年内となるようだ。

Courtesy of Apollo News Service
小野泰治

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