ヒマラヤ地域の人々の生活を支える
今年で70周年を迎えたランドローバーはこのほど、記念イベントの一環として、あるドキュメンタリータッチのショートムービー、「ランド・オブ・ランドローバー」を公開した。
舞台はインドの西ベンガル州にある標高1523mのメイン・バンジャ。この地の住民は生活を維持するために、31km離れたヒマラヤ地域のサンダクプーまでの移動手段として、1957年から現在に至るまで、ランドローバーのクラシックモデル「シリーズ1」を愛用し続けている。
サンダクプーという場所は、標高3636mに位置する丘の上にある村だけに、道のりは険しい。たどり着くためには、急勾配や荒れた路面はもちろん、岩場を走破しなければならない。天候が崩れれば危険度がさらに高まることはいうまでもない。
彼らは日々このルートを往復するために、ランドローバーの卓越した走破性と耐久性に大いなる信頼を寄せているのである。
ファッションアイテムのようにクロスカントリー車に乗るユーザーが存在している一方で、生活を維持するための移動手段としてランドローバーが重要な役割を果たしていることを、このショートムービーはリアルに描き出している。